東京農大を中退後、俳優養成所の門を叩いた異色の経歴を持つ杉山未央がヒロインの繭子を体当たりで演じる。ある日、見た目からでもわかるほど奥手な繭子という女性と出会った目黒は、強烈に調教願望を刺激され、出会ったその日に繭子を調教し、奴隷として開眼させる。しかし、目黒には夫から妻である明乃の奴隷調教を命令され、明乃にのめり込んだ矢先に関係をその剥奪された過去があり、いまだに心に大きな傷を負いながら、明乃の影をどうしても拭うことができずにいた。一方、繭子は目黒の調教によって見た目も内面も研ぎ澄まされていった。そんな繭子の成長に自分が追いつけないことを目黒は気づき始めていた。